自分が何者であるか知られない権利
iOS 15が出たので早速入れてみて、アクセス元のIPアドレスをサイト運営者側にわからなくする仕組みが入っていることを確認した。
元々IPアドレスそれ自体に特別な意味はなかったはずだけれど、どの会社からのアクセスか判別するのに使われたり、どの国・地域からのアクセスか判別するのに使われたりしている現状がある。
以前Webサービスをやっていて、事件がらみで警察からの照会状を受け取ったときは、IPアドレスが重要な情報として扱われていた(プロバイダが割り当てているので、そのログがわかれば住所がわかるのだろう)けれど、それが不確かな情報ということになると個人の特定は難しくなりそう。
自分が何者であるか知られない権利、重要だと思うもののそうした技術や情報が利便性につながっていた面もあるわけで、トレードオフを考えるとなかなか難しい問題だよな、と思う。何度も行ったり来たりして最適解に近づいていく感じなのだろうなあ。
今日作った夕飯
- ごはん
- イワシの開きのパン粉焼き
- 八宝菜(豆もやしをたっぷり入れて)
- さつまいもの煮物
- 大根とワカメと油揚げの味噌汁