コトリ式

Google AdSenseのアンカー広告をページの下側にだけ出しつつ、除外ページ設定をきちんと有効にするためのちょっと面倒な方法

irucaの実装ではまったりしたのでメモ。

Google AdSenseの自動広告のオーバーレイフォーマットでアンカー広告を有効にしているとき、ページの下側にだけ出したいと思うことがある。上側だとサイトのヘッダーより上に表示されてしまったりするので。

その場合、公式ドキュメントに書かれているとおりscript要素の属性にdata-overlays="bottom"を追加すればよいのだけど、そうするとAdSenseの自動広告の設定で「除外ページ」に指定しておいたページにもアンカー広告が表示されてしまうようになる。どうやらdata-overlays属性を追加すると問答無用でオーバーレイ広告が有効になってしまうらしい(除外設定より上位設定なのかな…)。

回避策としては、除外ページに指定したページのscript要素にはdata-overlays="bottom"を付けない、というちょっと手間なやり方を取ることになる。例えば、以下のような感じに付けるか付けないかを切り替えてもよい。

<script async src="https://pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js?client=ca-pub-1234567890123456" {% if adsenseType === 'auto' %} data-overlays="bottom"{% endif %} crossorigin="anonymous"></script>

本当はAdSense側の除外ページ設定がきちんと有効になってくれればよいだけなんだけど、とりあえずこの方法で切り替えてしのぐしかなさそう。

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