『深澤直人のアトリエ』を読んだ

『深澤直人のアトリエ』を読んだ。深沢直人さんが、自宅（別邸）兼アトリエ（仕事場）をどう作っていったか、どう考えているかをめぐるエッセイ。今日本屋さんで見かけて、思わず買って家に連れ帰った。

細やかに気を遣って作られたものは美しいなとか、それでもお金はかかってしまうだろうなとか、いろいろなことを考えながら読んだ。シンプルなものは目にやさしいなとか、シンプルを実現するのはとてもとても大変だよな、とか。

そこまでこだわりを持たずに（一部手を入れてはあるけど）家を建てて四年が経とうとしていて、少しずつグレードアップしたい部分（照明とか）も見えてきたタイミングで読めて、とても気付くことが多かった。時折読み返してもまた新しい発見がありそう。側に置いておきたい本。