書くこと、つくること
今ぐらいの季節になると大学生のころに書いた自分の詩「きんもくせい」を思い出す。不思議なもので、今もう一回書けと言われても多分書けないんだよな。創作はそういうことがあるから面白い。
この詩を書いたころに交流があった詩人さんがしばらく経ってから自死するということがあって、なんだか心に残っているのだった。すごく褒めてくれたんだよなあ。自分はあのときうまく返せたろうか。
詩をすっかり書かなくなって久しい。そのうちまた書けたらな、と思う気持ちもあるし、無理に書くものでもないよなという気持ちもある。ただ、詩でなくてもよいのだけど、書くことでしか昇華できない何かはきっと自分の中に残っていて。
自分がWebサービスを作ったりするのも表現のひとつでもあるのだろう。世界観をつくること、それを提示してみんなに触れてもらうこと。
あるいは、みんなをどこか知らないところまで連れていくこと。素知らぬ顔で日常に帰ってくること。
つくることと届けること。それはAIに代わってもらえないことだ。手段として便利に使わせてもらうけど、全部頼ってしまったら自分がやる必要を感じない。というより、そんな楽しいことを手放すなんてもったいないという気持ちの方が大きい。
ちょっとこの雑記ももっと雑に、いろいろなことを書いていきたくなった。別に結論なんてない話。何の教訓も得られない話。でもきっとぼくらの日常はそういうもので成り立っていて、日々少しだけ位相が変わっていくことであれこれ悩んだり考えたりしてしまうのだ。それをまっすぐに書けたらいいな。