コトリ式

一対一で話した方がよいことと皆で話すべきこと

なるほどなあ、と思いながら読んだ。
NVIDIA流「階層のない経営」1on1は解にあらず 人生100年こわくない・投資力を磨こう(岩崎日出俊) - 日本経済新聞

「社内で情報が広く平等に行き渡ることが重要だ。1on1の弊害は、特定の人だけが『CEOがこう言った』という情報にアクセスできるようになることだ。CEOではなく部門長であっても同じで、『部門長がこう言った』という間接話法が広がるのを防ぎたい」

それでは、部下へのフィードバックが必要な場合、どうするのか。

「私は1対1の対話ではなく、60人のメンバー全員が出席しているリーダーシップ・チームの会合でフィードバックを行うようにしている」

「どうしてか。それは部下へのフィードバックは学びだからだ。どうして学びの機会を1対1の対話の中に閉じ込めてしまうのか。学べる人を1人に限定してしまうのはもったいない。もし仮に部下がミスをしたり、考えが間違っていたりした場合、60人の経営会議メンバー全員がこうした状況から何かを学ぶべきだ」

「1on1は特定の人にだけ学びの場を提供し、他の人が学ぶ機会を奪ってしまう。ミスや間違いに気づくというのは恥ずかしいものだが、自分自身が恥ずかしい思いをして学ぶだけでは不十分だ。他の人が恥と思ったことからも学ぶべきだ。だからこそ、ビジネススクールではケーススタディが行われ、他社の悲劇や惨事から学びを得ようとするのではないか」

「これは何も経営会議メンバーに限ったことではない。もっと現場に近い階層であっても、1on1の形式ではなく、グループ全員が集まるところで、ミスや間違いを話し合うことを奨励している」

zassouを1on1の形式で(社内でも仕事先でも)行うことがあるのだけど、割とよい話(仕事の進め方とか、新しい取り組みを始めようとか)になることが多く、後で皆にも話した方がよいねとなることが多い。そういう話の場合、たしかに最初から皆で話した方が(話せた方が)よさそう。

そもそも、一対一でないと意見やフィードバックのやり取りができない時点でオープンさに欠けているという視点もありそう。一対一で話すべきことと、むしろ皆で話した方がいいことをきちんと分けて考えるようにしたい。


今日作った夕飯

  • 納豆ごはん
    • 枝豆納豆というのを買ってみたのだった、おいしい
  • 塩銀鮭の焼いたの
  • ベーコンと玉ねぎとズッキーニとマッシュルームの炒め物
    • 今日の味付けは塩胡椒とマスタードとバルサミコ酢
  • 大根と油揚げと小松菜の味噌汁
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