利他という視点からAIについて考える
天気が悪くなる前にと、お昼前に床屋さんに行ったら空いていた。散髪してサッパリ。頭が軽くなるのはやはり気持ちがいいな。
午後から池袋までのんびり歩いて行って、ジュンク堂で本を買い、無印良品に立ち寄ってからグラニースミスでアップルパイを買って帰った。雪がたまにちらついていた。その後、家の掃除をした後はひたすら読書を。『RITA MAGAZINE テクノロジーに利他はあるのか?』を読み終えた、すごく面白かった。
テクノロジーの追究は、従来、人間の能力を凌駕するものの開発に心血が注がれてきました。人間にはできないことを叶えてくれるもの、人間の代わりにやってくれるもの、生活の利便性を向上させてくれるもの。そんなことが技術開発の中で探求されてきました。
しかし、このようなテクノロジーは、時に人間の主体性を奪い、人間と敵対的な関係に陥ってしまいます。機械工業の発達は、人間から手仕事を奪い、現代ではAIによって多くの雇用機会が奪われるという危惧が広まっています。この延長上に、人間がテクノロジーに支配されるのではないかという恐怖が待ち受けています。
私たちが今探求すべきなのは、人間や自然の力を凌駕し、コントロールするテクノロジーではなく、人間や自然の持っている潜在能力を引き出すテクノロジーなのではないでしょうか。
中島岳志さんによる「あとがき」の文章が印象的。ちょうど昨日、会社でも、AIにはできないけど人間にはできること、人間にしかできないことって何だろうという話を皆でしていたところだったので。
テンマドは、AIを使いながら仕事しているけれど、AIにできることをやりたいわけではない。AIにはできないこと、人間や自然にしかできないことをどうエンパワーできるかについて考えつづけていきたいなと思う。
今日作った夕飯
- ごはん
- 牛皿
- ニラ玉
- 小松菜と油揚げの味噌汁
- 今日から水戸でお土産に買ってきた味噌を使いはじめた