栞/#culture
「最近、ソーシャルメディアなどでシェアされることも狙ってか、いかにも「お涙ちょうだい」CMが作られるわけなのだけど、実はカスタマーの気持ちを掴んでいないのではないか、でも、そういうベタな力技で泣いてしまう層も一定数いるのではないか、その間で揺れているのではないかと思った次第だ。」
「こういう、夢とか人生とか言う言葉で踊らされている状態が気持ちわるい。そして、これもまた「ポエム化」する日本の象徴ではないか?」
「著名人・文化人とのコラボで一般普及させていく方針は、商業的に見れば正しいし、(これも嫌いな言葉だが)キャズムを超えるためには必要なことだと思う。単純にそういう方針になるのは、これまで二次創作的な広がり方やコミュニティの形成の仕方の部分が面白かったという自分にとっては何の面白みも感じないだけだ。」
「趣味嗜好はばらばらだから、相対的に規模を獲得できるのは、嗜好に依らない、たとえば経済的だったり物理的だったり本能だったりに訴えるものになってしまうんじゃないか。」
「『漱石という存在はすでに我が国の共有文化財産であり、その利用に遺族や特定の者が権利を主張し、介入すべきではない』というのが私の理念」
「ステレオタイプな日本人像とはまったく異なり、組織やシステムの不備や怠慢を、個人個人の優れた能力と自己犠牲で切りまわしてきた、世界にも稀に見る“個人プレイ”が得意な民族なのではあるまいか?」
「そもそも書物は都市部住民を除く地方の読者開かれていたか?」
「人間の世界にも、この20年で棚ができた。世代の違いがあってお互い交わらなくなった。特に10代、20代は違いますね。」
「ケータイ小説は『共感できる話とだけ共感したい』文化。一言で言えば、『思い込みまくれる』文化だ。」
着うたフルでのミリオンセラー。一概に否定されるべきものでもないような。
常用漢字刷新へ。
「日本人はもともと派手な夢や希望によって動く民族では無いし、そのことも日本人の長所の一つとしてカウントできる」「言い訳さえ立てば、むしろ他の文化圏の人々よりも遥かに素早く改革を遂行することができる」
東浩紀の『恋空』評。「『届かなかった手紙』のモチーフ」「鏡像=分身に満たされた人間関係」「泣きの条件反射で作られている物語ではない。それにしては過剰な構造があるのです。骨組だけがごろんと転がっている」
「『ケータイ小説』を通じて感受されている『リアル』なるものが、ある一部の読者層に『限定』されており、『半実話』というジャンル設定によって担保されている」
「女子高生という圏域の住人にとっての『リアル』がケータイ小説であればロストジェネレーション世代のネットユーザーにとっての『リアル』が非モテであったとしても何の不都合も問題もない。」
「事実をベースに書かれたドキュメンタリー=『リアル』なものにしか興味を示さない女の子が増えて」
ケータイ小説。「『援助交際』や『レイプ』『妊娠』の話をなぜティーンエージャーの女の子たちは読みたがるのか。その答はひとつしかないーー彼女たちは、これらのキーワードに『リアル』を感じているからだ。」
中国の顔文字/ネット語事情。「火星文」っていうらしい。
「Perfumeは実体を待たずに事象として、事件として存在してしまっている」
アマチュアが生み出す文化はどうなのか。
メールなどの短文コミュニケーションとその影響。
「イギリス人にとっての電車は『外』であり、日本人にとっては『部屋』なのではないか。」
RPGに内包された日本文化。
「これまでの人生で最高のトイレ経験」
日本の特殊性/特徴。
「基本的にフォーマルな対話から情報を拾うことが苦手」
批評は誰のためになされるものなのか。
「東洋人としてナチュラルである位置=なんとなくアメリカ人が納得して安心感をもてるポジションに自分をおくこと」
行動規範としての儒教と、それに基づく避諱の文化について。
森雅秀氏による。非常にわかりやすく、面白い。